こんにちは,しまさん(@shimasan0x00)です.
0から始めるLaTeXの3記事目になります.
LaTeXといえば数式を美しく書くことができる…ですが数式表現を覚えるのは面倒です.
また,他の人の数式を自分のLaTeXで表現しようとするのは一苦労です.
そんな私の悩みを解決してくれるMacアプリがあります.
それがMathpixです.
撮った数式をLaTeX形式にして出力してくれるのです.
今回はそんなMathpixの簡単な紹介をしたいと思います.
iOSにも対応しているのですが,iOS版の話や同期については参考サイトを見ていただければと思います.

Mathpixとは

Mathpix Snipping Toolはキャプチャした数式を認識し,対応するLaTeX形式の数式として出力してくれるツールです.
デジタル文字はもちろんのこと,手書きの数式にも対応しています.
アカウントを作成することで利用できます.
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Mathpixのインストール
※今は上記リンクからDLしましょう!
以下のリンクからインストールしてください.
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Mathpixを使って楽にLaTeXの出力を得る
起動したらチュートリアルがあります.

普段はMacの画面の上に表示されるようになります.

基本の使い方は「Ctrl+⌘+M」でキャプチャモードになり,出力したい数式をキャプチャしてあげます.

LaTeXのエディタを開きたい場合は「Ctrl+⌘+O(オー)」を押してください.

今回は私が以前に書いた「大数の法則 神はサイコロを振らないらしいから私が代わりに振る」というネタ記事から数式を持ってきたいと思います.


これをLaTeXで書くのは面倒です.
では実際に「Ctrl+⌘+M」でキャプチャをしましょう.
するとほんとに結果が出てきますね.

下の方にはConfidenceがあるので指標になりますね.
PNGならこのアプリで保存もできます.
ちゃんとコピーされてますのでペーストすればLaTeX形式.
キーボードをタイプする手間を考えるとこのアプリの素晴らしさがわかりますね.
P \left( \left| \frac { 1 } { n } \sum _ { i = 1 } ^ { n } X i \right| > a \right) \leq \frac { V [ X ] } { n a ^ { 2 } }
さいごに
キャプチャした数式を認識し,対応するLaTeX形式の数式として出力してくれるツールであるMathpix Snipping Toolの紹介をしました.
これで面倒な数式を楽にLaTeXで表現できるようになると思うと…嬉しいです.
ちなみに私が今までWordPressのために使っていたWordみたいな数式入力でLaTeX出力を得ることができるサービスを下の参考サイトの中にリンク貼っておくのでそちらも是非検討してみてください.
参考サイト
