こんにちは,しまさん(@shimasan0x00)です.
今回はUnityを使ってOculus Go内で自分が作成したサンプルのアプリをbuildして実行するまでを紹介していきたいと思います.
せっかく買ったんだから有効活用しないとなぁ!!!という心意気で頑張ります.
環境
・Mac OS High Sierra
・Unity2018
・Oculus Go 64GB
・Android Studio 3.1.4
前準備〜開発者モードになる〜
Oculusのアカウントを持っている場合,上記のようなページにいきます.新しい団体を作成しておきましょう. そしたらOculusアプリの設定をします.Oculusアプリを開いたら設定タブに移動してください.自分のOculus Goと接続すると「その他の設定」というのが表れるのでそれを選んでください.
次は開発者モードを選んでください.
移動したら開発者モードをONにしましょう.
前準備〜JDK,SDKのインストール〜
JDK
ここからダウンロードしてください.
SDK
Android Studioをインストールし,そこからSDKをインストールします.まずはAndroid Studioのページに行きましょう.移動したら「download android studio」をクリックしてdmgファイルをダウンロードしましょう.
ダウンロードしたらdmgファイルをマウントして,アプリをAplicationsにドラッグしましょう.
ドラッグしたら実際にAndroid Studioを起動しましょう. 設定をインポートするか聞かれますがここはインポートしないでいいです.
Install TypeはStandardでいいです.あとはThemeを決めたりしますがお好みでいいと思います.
インストールが終わったら下にあるConfigure->SDK Managerを選んでください.
SDK Managerを開いたらAndroid7.1.1にチェックをつけ,Applyをクリックしてインストールしてください.
これでSDKのインストールは終了です.
Unityのインストール
Unityのインストールは前回の記事を参考にしてください.
https://murabitoleg.com/mac-unity/
Hello Worldへの道
ではまずUnityを起動しましょう.起動したら右上にあるNewか,中央のNew projectを選んでください.
適当なプロジェクト名を決めてCreate projectでプロジェクトを作成してください.
少し時間がかかります.終わったらこんな感じの画面になります.
では次にMacの画面の左上にあるUnityからPreferenceを選択してください.
External Toolsにいき,SDKとJDKにパスが通ってるか確認をお願いします.もしからの場合はBrowseを押すとパスが追加されます.
では次にFileからBuild Settingsを選択してください.
まずはAndroidを選択し,Switch Platformを押してください.その後Player Settingsを押してください.
そしたらUnityに設定する画面が現れます.Company NameとProduct Nameを設定してください.
次は下にあるOther Settingsを押すと様々な設定項目が出てきます. Package Nameは「com.{Company Name}.{Product Name}」で名前をつけてください.Minimum API LevelはAndroid7.1を選んでください.
さらに下にXR Settingsというものがあります.「+」を押してOculusを選択しましょう.
Hello Worldする
GameObject->3D Object->3D Textを選択してください.あとは右にTextを入れる部分が表示されるので「Hello World!!!!!!!」と打ち込みましょう. 同じくGameObjectから3D Object->cubeでcubeをとりあえず置きました.
ではbuildして実行してみましょう. まずはOculus GoとMacを繋いでください.Oculus Goを見て,デバックを許可しておいてください. ではUnityでBuild & Run をしましょう.
すると少ししたらOculus Go内で作成したものが動きました.動かない場合は提供元不明から自分で作成したものを選択しましょう.
少しの間Unityの画面がでて,buildした結果が出てきます.
Hello World !!!!! Oculus Goでアプリケーションを動かせました!!!!!!
さいごに
今回はOculus Go+UnityでHello Worldをしてみました. 準備は少し面倒でしたが今後は楽にできるので何か作ってみたいですね.