こんにちは,しまさん(@shimasan0x00)です.
以前,かなりの熟慮の結果iPadで論文を読むのであればPaperShipを使えばいいとの結論にいたり,運用をしていました.
今度からiPadで論文を読んでいこうと考えて色々検討した結果,「PaperShip+GoodNotes」というのが最適解な気がしているのですが皆さんはどのように論文を管理したり読んだりしているのでしょうか.是非教えてください. pic.twitter.com/pYPVxym0uO
— Shimasan (@nitkcdadon) 2019年4月15日
ですがPaperShipを使い続けていて,あるストレスからあまりiPadで論文を読まなくなっていました.
これではマズイ!!!ということでもう一度iPadで論文を読むための最適な環境を構築するべく色々考えた結果をシェアしたいと思います.
最終的には「Mendeley(PaperShip)+GDrive+ノートアプリ」の組み合わせで落ち着きました.
PaperShipの何が問題だったのか
以前のツイートのときにも重視していた機能があります.
それは「手書き」でアノテーションすることも可能であるかです.
せっかくApple Pencilもあるし,考えたことをすぐに残したいと思っていました.
その点でいえばPaperShipはMendeleyで同期したPDFに手書きでアノテーションすることができます.

論文の空白部分を長くタップしていると手書きできる設定を行うことができるのですがこれが問題でした.
手書きはいいのですがまず,Apple Pencilと指の判別ができていないのでApple Pencilで書いたあと下のページに移動しようとすると一本の線が引かれることになります.
なので毎回手書きしないようにセットしなくてはいけないのですがそうするには上の写真右上のノートマークを押す必要があります.
ですが今でている上のバーはPDFの一番最初のページか最後のページでしか現れないのです.
ん???これはストレスになるなぁと思い,PaperShipのFAQページを見て解決法ないかなぁと見てみました.
その中に「How to annotate a PDF from PaperShip with another app?」がありました.
おぉ〜〜これだ!!!!しかも別のアプリのアノテーション結果でUpdateできるのかよ最高じゃん!!!
って最初は思ってました…
しかし様々なノートアプリで使用してもうまくいきませんでした.

キャッシュされているのか同一名のPDFファイルだからかわかりませんかノートアプリに複数のPDFをコピーしたら前のPDFがインポートされる始末で発狂しそうでした… .
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私なりの解決法

PaperShipに拘らずに少し面倒な作業を許容するのであればどうするのが正解なのかということを数日考えました.
そうして最終的に「Mendeley(PaperShip)+GDrive+ノートアプリ」にたどり着きました.
簡単に紹介したいと思います.
まず,PC側で自分の読みたい論文をMendeleyで収集します.
その際,Preference -> File OrganizerからOrganize my filesを有効にし,Google Driveに保存するようにしてください.

そうすることでGoogle DriveにMendeleyで管理している論文PDFが保存されます.
次にiPad側でMendeleyもしくはPaperShipで論文を選び,ノートアプリにコピーさせます.
この際,先程のような問題が起きた場合はGoogle Driveに保存されている論文を直接ノートアプリにインポートしてください.
そうして論文にアノテーションを行ったあと,Google Driveで用意した別フォルダに保存します.
その後PC側でアノテーションした論文を選択します.
選択すると右にDetailsが表示されるのでFilesにある論文を消してGoogle Drive内にあるアノテーションしたPDFを選択してください.

これでアノテーションされた論文データをMendeleyで管理することができ,様々なデバイスで共有できます.
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さいごに
今回は思った以上にPaperShipが使いにくかったので別アプローチを考えてみました.
PaperShipが別アプリでアノテーションした結果をUpdateできるようになったり,Apple Pencil認識してくれたりすればいいのですがアップデートが結構ないままなのでこのままかもしれません.
もっと良い方法が見つかればいいなと思います.