こんにちは,しまさん(@shimasan0x00)です.
ニュースでサイバー攻撃があったなんてことが報道される世の中なわけですが,
実際にサイバー攻撃は目に見えないので実感が湧きづらいと思います.
今回はそんな目に見えないサイバー攻撃の可視化しているサイトのひとつである「Cyberthreat Real-Time Map」を紹介します.
以前紹介したサイバー攻撃観測サイトであるNorse Attack Mapについては,
サイバー攻撃のリアルタイム可視化を行っているNorse Attack Mapを見てください.
Cyberthreat Real-Time Mapとは
Cyberthreat Real-Time Mapとはロシアのセキュリティ企業であるKasperskyが提供しているサイバー攻撃観測サイトのひとつです.
早速Cyberthreat Real-Time Mapにアクセスしましょう.

下側に様々な色でIDSやWAV等が書いてあります.
これはKasperskyが設置したそれぞれのシステムで検知したものを示しています.
例)
・MAV:メールアンチウイルス
・WAV:ウェブアンチウイルス
・IDS:侵入検知システム
カーソルをそれぞれに移動させると正式な名前が表示されます.

地球儀上の国を指定(クリック)してあげると国ごとの結果が表示されます.

画面右上にあるボタンを押すと地球儀ではなく,平面地図に変わります.
全体を把握するならこちらがいいかもしれませんね.

次に画面左上にある「STATISTICS」を押すとそれぞれのシステムで検知した件数がグラフ化されて表示されます.
IDSが一番多いようです.

また,このCyberthreat Real-Time MapはこのMapを私達のサイトに貼り付けることができます.
普通にすげぇ.
手順は左上のメニュー部分から「WIDGET」を選んで移動し,左にある各項目を設定して
一番下に生成されるHTMLを自分のサイトに貼り付けるだけです.

私の場合は</ifname>がなかったので追加しました.
どうでしょう!!
ブラウザを遅くしているかもしれませんがカッコいいです.
ずっと眺めてられます笑.
さいごに
今回はサイバー攻撃の可視化をしているCyberthreat Real-Time Mapについて紹介しました.
私はこういうサービスを提供している企業が日本にあるか知らないのですが,あったらいいなと思います.