今まで紹介してきたショートカットはコチラ!!

こんにちは,しまさん(@shimasan0x00)です.
以前iOS12のころ,iPadでSiriに「リンクスタート!!!」と叫べばSAOのアプリが開くショートカットを作ったものです(イタ懐かしい).

iOS12の頃は「ショートカット」はどこか革新的ではあったものの,正直少し使いづらい(できることがそこまで多くはない)という印象でした.
ですがiOS/iPadOS 13になってからショートカットが使いやすくなっており,できることが増えています.
運用次第ではiPhone/iPadを購入する決め手にも成りさえするのではないかという期待を持っています.
今回はそんな期待を背負ってもらっているショートカットアプリの練習も兼ねて「選択したテキストを自動翻訳する」ショートカットを作っていきたいと思います.
動画版
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環境
- iPad Pro(2018) 11inch Model
- iPadOS 13.3
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ショートカットとは

ショートカットとはiOS/iPadOSで使用可能なアプリの一つです.
簡単に言ってしまうと「アプリでの特定の動作やデバイスに関する操作をまとめて実行することができる」アプリといえます.
組み合わせ次第では色々なことができます.
例
- 入力したテキストを自動翻訳
- 今いる場所から自宅までの経路を表示
- クリップボードの操作
- 週末する家事の設定
ショートカットにはマイショートカットとオートメーションが用意されています.
マイショートカットは自分から作成ショートカットを起動することで動作を行うものです.
オートメーションはあるトリガーが発生したら動作を行うものになっています.
テキスト自動翻訳ショートカットを作成する
ではまずマイショートカットから「ショートカットを作成」を押します.

そうすると空のショートカットが生成されます.生成されたら黄色で囲われている部分を押しましょう.
そうすると名前やアイコンを設定することができます.
今回はTransTextという名前をつけ,左にあるアイコンをタップして色と絵を適当に選びました.
共有シートに表示には必ずチェックを入れてください.

次に左にある複数のアイコンの中から「書類」を選択し,下に出てきたものの中から「テキスト」を選んでください.


タップしたらテキストの中に灰色でテキストと表示されたものが出てきます.灰色のテキストをタップすると下の方にいくつか候補が出てくるので「ショートカットの入力」を選びましょう.

次は下の方にあるMicrosoftでテキストを翻訳を選びます.すると任意の言語を英語に翻訳となっているので英語の部分を選んで日本語にしてください.

さいごに「書類」から戻り,「スクリプティング」に入ってください.その中に「結果を表示」があるので選びましょう.
たったこれだけで完成しました.
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ショートカットを実行してみる
では作成されたショートカットを実行してみましょう.
まずは適当なWebサイト(arXiv)にアクセスしてみます.
該当文章を選択したら共有を押します.

そうするとデフォルトでは作成されたショートカットが一番下に出てきていると思います.
「アクションを編集」すると作成したショートカットを+することで一番上に持っていくことができるのでスムーズに実行することができるようになります.

実行すると無事テキストが翻訳されて表示されているのがわかりました!!!

さいごに
今回は任意のテキストを翻訳して表示してみました.
今回のショートカットは表示させるだけで済ませましたが,ファイルに保存させたりクリップボードに保存したりとやり方は無限大なので各自の使用したい出力を設定してみてください.