こんにちは,しまさん(@shimasan0x00)です.
以前Docker+MacでMastodonインスタンスをローカルで構築するという記事を書きました.
私はまだまだDockerの勉強が足りないのでコマンドで操作するのが少しこわいです笑.
今回はそんなDockerのコンテナ管理をGUIで行うことができる「Portainer」を使ってMastodonのコンテナを管理してみたいと思います.
前提
・DockerでMastodonインスタンスを構築しているもしくはDockerを使って何かしらのコンテナを立てていること
・Dockerを起動していること
Portainerとは

PortainerとはDockerのコンテナ管理をGUIで行うことができるツールです.
コンテナが少ないときは管理はまだいいのですが,T-potのように多くのコンテナを運用している場合だと管理が大変です.
そこでこのPortainerを用いれば管理を楽にすることができます.
軽いので導入も容易です. Windows,Mac,Linuxで使えます.
Portainerのインストール

まずはportainer.ioに行き,「GET IT NOW」を押してください.

コマンドが出てきますので,これを打ちます.
2行でいいのかという感じです.簡単ですね.他の方法もあります.
docker volume create portainer_data
docker run -d -p 9000:9000 -v /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock -v portainer_data:/data portainer/portainer
すぐにインストールが終わります.終わったらブラウザを立ち上げましょう.
<http://Dockerのhost:9000>でアクセスできます.
私の場合はMastdonをlocalhostとしているので,<http://localhost:9000>です.

アクセスするとユーザー名とパスワードを設定するよう促されているので設定をします.
設定をしたら今回のMastodonはローカルにあるので,「Local」タブを選択して「Connect」を押してください.

おお〜〜〜〜〜.可視化されています.

例えば「Containers」を選択するとこんな感じになっています.
GUIで簡単な操作はできます.わかりやすい.
各コンテナをクリックすると詳細が見れますし,「Quick actions」のStatsを見ればCPU使用量などのデータを見ることができます.

様々なApplicationのテンプレートが用意されているようです.
さいごに
今回はPortainerを使ってMastodonのコンテナ群を可視化してみました.
これは他のコンテナ群を管理するのにも役立ちますね. もっとDockerの勉強しなきゃです.
Portainerの公式が私が書いた記事についてリツイートしてくれててびっくりした.素直に嬉しい.記事はこれ(https://t.co/RMrAQEQCXl) pic.twitter.com/4nn9lNsGht
— Shimasan (@nitkcdadon) September 10, 2018